ここは今から倫理です。2巻レビュー(ネタバレ注意)

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https://books.rakuten.co.jp/rk/de2c2afb410732289ec5f7b9f3429b33/より画像引用

人の心は難しい。
それぞれに思いがあり、悩みがある。
人の心を考える「倫理」を教える教師・高柳は
自分が教えるクラスの生徒たちが抱える
「心の澱」に真摯に向かい合い、共に悩みを考える…。





2巻も救われました、ありがとう高柳先生。



 

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見たい顔

2巻の始めは大人の男の苦しむ顔が見たくて、高柳や物理の松田先生を陥れようとする生徒、深川時代(ふかがわときよ)が中心の話でした。

前回、高柳を陥れるのを失敗した時代は、今度はより計画的で徹底的な方法を考え松田先生に近づきます。

それは勘違いさせて、襲わせるというもの。

松田先生の存在がキモいから、変態教師のレッテルを貼られて、消されるところが見たい。

そのために時代が取った行動は…



詳しくはぜひ原作を読んでもらいたい!
高柳の言葉で、時代の心も少しは救われていてほしいです。

やっていることは最低だけど、その行動の裏には必ず理由があるんですね。

そこも見抜き、的確な言葉選びで相手に伝えることができるのは本当にすごいと思います。

相手に何かを伝える時、大抵は相手に対して持論を押し付ける形になってしまいがちなので、寄り添うとはどういうことなのか、この漫画を読むたびに考えさせられます。

教師の資質



次のお話は保健室登校の都機川くん。
彼は愛着障害を持っていて、会話がうまくできなかったり、人との距離感がうまく掴めなくなってしまうそうです。

彼は留年が決まった時、高柳の倫理の授業を受けたくて、もう1年この高校で頑張ろうと決めました。

彼は懐いた相手には体の触れ合いをすることで、相手の愛情を感じたり、心の安定を保てるようで、高柳とも手を握ったり、腕にしがみついたりします。

でももしこれが女生徒だったら、傍からみれば高柳のセクハラにも見えてしまう。

男なら救える、女では救えない、対象が変わったら通用しなくなる救いなんて正しくない。

その思いから、高柳は都機川の接触を避けますが、それに傷ついた都機川は…



うーーーん難しい…!
私だったら、それで相手が楽になるならって、一番簡単で手っ取り早い方法を選んでしまうでしょう。

でも、それじゃあその場しのぎにしかならないんですよね。

何が正解の行動なのか、私には思いつかなかった…






普通の人間

次は、私がこの漫画で一番好きな話です。

自分が普通の人間であることに考えを巡らせる山野亮太。

俺は先生に嫌われることも、好かれることもない。
認識もされない 大勢いる普通の生徒の内の一人。
たくさんの普通の人間のうちの ひとり

そんなことを考えながら、赤信号を進みトラックと接触事故を起こしてしまいます。

命に別状はなく、普通の人間は起こす事故も大事件にはならないのか…と考えていると、そこに高柳がお見舞いにやってきました。

一度も話したことがない高柳にお見舞いに来られて居心地の悪さを感じていると、高柳がおみやげに折り紙を取り出しました。

なんで折り紙…?
不思議そうな山野の顔に、高柳は「ちょっとユーモアのつもりで…」としょんぼりした表情を浮かべます。

そこで山野の心が開き、ひとしきり笑ったあと高柳にこんな質問をします。


「たかやなにとってさ…特別な生徒ってどんな奴…?」


そこで高柳が優しく微笑みながら答えます。

「…貴方ですかね」





本当にこの話が好きで、何回も読み返しています。
自分が普通の人間で、周りが酷く羨ましく思えてならない時期が私にもありました。

周りは自分に持ってないものばかり持っていて、なんで自分は何もないんだろうって。

そんな考えを高柳はおかしくない、おかしくないですよ、と優しく肯定してくれます。

貴方は悩んでいたのですよ 必死で考えていたんです。

自分が何者なのかを…

そして貴方は自分がどんな人間なのか「自覚」した…

他の人間に比べて能力が優っているか 劣っているかなんてどうでもいい

貴方が貴方という「人格」を有した

それが一番素晴らしい…

雨瀬シオリ ここは今から倫理です。2巻より

この言葉、ほんと、語彙力のない私に突き刺さる…!!!

なにより、いつもは悲しげな、クールな表情で話す高柳が穏やかで優しい表情で話しているのがより良いです…!

そしてこの話で何が一番好きかって、山野が高柳に足つきのツルを折り紙で折ってあげるんですけど、それが高柳のツボに入って大笑いするシーンがあるんです。

その時の山野と高柳のやり取りが、なんだかすごくほっこりするというか…とにかく何度も読み返してしまいました(笑)

先生のあんな表情を引き出せるなんて、本当に山野は彼にとって特別な生徒なんだな…って思いました。



まとめ



それでは長くなってしまったのでここで終わります。

今紹介した話の他にもまだあるので、気になる方はぜひ読んでみてください。

本当に良い漫画に出会えました、今から3巻のレビューを書くのが楽しみです。


そして今回も、私の好きな高柳先生の表情を描いてみました。

悩みを抱えている生徒をじっと見つめる先生の表情が好きなんです。

何を考えながら生徒を見つめているのか、心の中を読みたくなる表情をするんです。

どうしたらあんな色っぽく描けるんですか、ちょっとマジで教えてほしい…

めっちゃ不機嫌な感じになってしまいました…

はい、もっと練習します…!


それではまた倫理の時間に会いましょう。

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